こんにちは、悠羽(ゆう)です。
若手社員、特に新入社員の方々はどんなスーツを選んでいますか?

「お金無いし、とりあえず就活のスーツで・・・」
「スーツなんてどんなものを選べばいいかわからない・・・」
こんな声が聞こえてくる気がしますね。笑
確かに、今までスーツを着ていなかった新入社員の皆さんとしては、スーツってかなりハードルが高いんじゃないかなと思います。
私も社会人を3年程度経験した頃に、やっとこさスーツの選び方を理解することができたかな、という感覚です。
といっても、スーツ自体は5~6着買いましたし、スーツの歴史や着こなしに関する書籍を読んで勉強して、ようやく理解しました。
勿論、そんなことをせずともしっかりとスーツを選べるようになる人もいますが、逆に、何年たってもいまいちなスーツを着ていたり、着こなしがいまいちな人も多くいます。
そんな、一通りレベルではスーツに関する知識を得てきた私だからこそ言える、「新入社員(若手社員)が揃えるべきスーツ」をお伝えしたいと思います。
目次
新入社員が買うべきスーツとは?
まずは、新入社員の皆さんがどんなスーツを買うべきかを考えると、やはり「高コスパのスーツ」です。
新入社員ということで、まだまだスーツのために用意できる資金は少ないと思います。
引っ越し代もかかるかもしれませんし、飲み会も多かったりするのでね。
しかし、フレッシャーズとも呼ばれたりする新入社員の若い皆さんには、周囲の人間から、”清潔感”や”若々しさ”というキーワードが求められています。
これらのキーワードというのは、どれだけ経験を積んだ上司や先輩であっても、もう持つことのできない、非常に貴重な武器なんですね。
そんな皆さんが、サイズの合っていないダボダボのスーツを着ていたり、就活で使っていたような安っぽいスーツを着てほしくはないと思っています。
高いスーツを買うべきとは全く思っておらず、むしろ、できるだけ値段を抑えたうえで、ある程度しっかりと見えるような、金銭面と周囲からの評価を意識したコストパフォーマンスの高さを重視します。
それでは、具体的にどのようなスーツを選んでいくべきかを見ていきましょう。
低コストの既製服
一般的にお店で購入できるスーツには大きく分けて、オーダーメイドと既製品があります。
それぞれの特徴は以下の通りです。
オーダーメイドスーツ
- 価格:5万円~うん十万
- メリット①:自分の身体に合ったサイズで作ってもらえる。
- メリット②:好みの生地・ボタン・仕様を選ぶことができる
- デメリット①:高額になる
今では4~5万円からオーダーメイド(パターンオーダー含む)ができるお店も増えてきましたが、やはり、良い生地、こだわりのデザインのスーツを作るには、非常に高額なお値段になってしまいます。
また、自分好みの仕様にすることができるオーダーメイドであっても、そもそも”好み”を把握するほどの知識・経験がなければ、満足できるスーツを作ることができません。
その為、まだスーツを2~3着しか着たことがない場合は、あまりメリットを有効活用することができません。
既製品
- 価格:2万円~10万円
- メリット①:比較的安い
- デメリット①:お店にあるものの中から選ぶ必要がある。
勿論既製品と言ってもピンからキリまであるので、より良い生地や縫製、ブランドのスーツを買おうとすると、10万円では済まないくらい高くなったりはします。
しかし、既製品だからといって生地の品質が下がるわけではないので、同じ生地であれば間違いなくオーダーメイドよりはお手頃に買うことができます。
“トレンドのスーツ”を”お手頃な値段”で展開しているブランドが最近は増えてきているため、やはり、スーツ初心者の方々はまず既製服で自分の好みを探るのが賢明です。
ツープライススーツブランドで高コスパスーツを
このような条件の、高コスパのスーツを展開しているのがツープライススーツブランドです。
ツープライススーツブランドとは、主に展開しているスーツを2つの価格帯に大きく分けて販売しているスーツブランドです。
とはいっても、現実的には2つの価格帯ではなく、3つや4つほどの価格帯にグレードを分けて販売しているのが多いですね。
若者の会社員(20代~30代前半)をターゲットに、流行を捉えた感度の高いスーツが展開されていることが特徴です。
皆さんが手に取りやすい、全国展開されているツープライススーツブランドの大手5社の特色は以下の通りです。
ブランド | 展開元 | 価格帯 |
Only | 株式会社オンリー | 19,000円、28,000円、38,900円 他 ※オーダースーツも展開 |
THE SUIT COMPANY | 青山商事株式会社 | 19,000円、28,000円、33,000円、38,000円 他 |
ORIHICA(オリヒカ) | 株式会社AOKI | 18,000円、28,000円、38,000円 他 |
SUIT SELECT | 株式会社コナカ | 18,000円、28,000円、38,000円 |
P.S.FA(Perfect Suit FActory) | はるやま商事 | 20,520円、31,320円、41,420円 他 |
まずは、2万円前後のスーツをターゲットに、スーツ選びをすることをお勧めします。
最初の1着や、基盤となる2~3着目に買う分には、十分その価格帯のスーツでも問題ありません。
国産の良質な生地やインポート生地など、本格的な生地を使用したスーツも選ぶことができるので、少しずつステップアップすることができるのも魅力です。
とにもかくにも、先ずはお住いの近くにあるツープライススーツブランドのお店に行ってみて、試着をしてみていただければと思います。
スーツのサイズ、色はどうすればいいの?
ここまで、選ぶべきスーツについて、価格帯や実際のブランドについてご紹介してきました。
ただ、実際にスーツを選ぼうと思うと、商品のラインナップに悩むことになるかと思います。
スーツのサイズや色・柄も多くの種類があるため、どのような観点で選べばいいかをお伝えします。
スーツのサイズ:ジャスト~細身のもの
スーツにおいて、サイズは最重要事項の一つです。
それは、ドレスファッションの文化として、自分の身体に合った服を着ていることが、高貴な身分の証でもあったからです。
オーダーメイドが一般的にあるのってスーツくらいですもんね。
そんな背景からわかる通り、スーツのサイズとしてはジャスト~細身のものを選んでください。
特に、新入社員のような若い皆様であれば、可能であればスキニータイプを選ぶことをお勧めします。
その理由は2点あります。
- ”清潔感”や”若々しさ”をより表現することができる。
- 細身のスーツを経験し、幅を広げることができる。
どちらの理由にも当てはまる条件というのが「若さ」です。
若い今だからこそ持っている性質や、身体の細さを十分に活用したほうが、今後の経験としても重要です。
少し極端かなと思うスキニーというシルエットにも、是非挑戦していただくことで、その後のスーツ選びにいい影響を与えてくれます。
スーツの色:ダークネイビー

スーツの色について、先ず間違いなく買っておくべき色はダークネイビーです。
ビジネスシーンでは勿論のこと、冠婚葬祭(友人・同僚くらいの)でも問題なく着用できるため、万能な色なので、一着は買っておきましょう。
また、ネイビーは爽やかな印象も与えてくれる色なので、特に若手社員にとっては必須のスーツになっています。
もし2・3着目に別の色のスーツを検討する場合は、こちらも暗めのグレー(チャコールグレー)をお勧めします。
少し落ち着いた印象が強くなるため、人によって似合うかどうかが少し分かれてくるので、しっかりと試着をして購入を検討してください。
ただ、グレーのスーツを持っていることのメリットとして、ネイビーのスーツとの組み合わせをすることができる点があります。
特に、ネイビーのジャケットとグレーのパンツを合わせるのは、ビジネスカジュアルの定番である”ジャケパンスタイル”になるため、こなれた印象も与えることができます。
ある程度カジュアルな装いが許される職場であれば、このような組み合わせも楽しめるスーツを選ぶといいでしょう。
スーツの柄:無地 or シャドーストライプ
柄に関しては、無地かシャドーストライプをお勧めします。
無地に関しては、やはりネイビー×無地が本当にどこに着て行っても問題ないからです。
新社会人であまり数を持つことができないうちは、限定的な使い方しかできないものはできるだけ避けたほうが良いです。
そしてシャドーストライプについて、先ずはこんな柄です。

こちらはビジネススーツの定番と言ってもいい柄ですね。
注意が必要なのは、”シャドー”ストライプであるということ。
普通のストライプと考えると、モノによってはかなり派手に見える可能性があるので、着こなしが難しくなります。

あくまでも、シャドーストライプのスーツを選んで下さい。
スーツ以外について
新入社員が買うべきスーツについて、価格帯・お店・サイズやカラーの選び方をお伝えしてきました。

スーツは何となくわかったんですけど、他にもいろいろと揃える物ってありますよね・・・?
そうですよね。汗
社会人になって必要なものとして、スーツ以外にも、シャツや靴など、いろいろと買わないといけないものがあります。
初期費用がかさむところではありますが、ここでもツープライススーツブランドであれば、当然そのあたりの商品もそろっているので、一式同じ店で揃えることをお勧めします。
革靴は革靴ブランドで買ったり、それぞれの専門店で購入することも可能ですが、トータルコーディネートを任せられるのが、ツープライススーツブランド等の紳士服ショップの強みです。
店員さんにはスーツだけでなく、シャツや革靴についてもアドバイスをもらいながら選んでいきましょう。
最低限必要なアイテムについて、ツープライススーツブランドで買える平均的な値段と個数(枚数)をリストアップしておきますので、目安にしてもらえると良いかと思います。
- シャツ ・・・ 3,000円 × 3着
- 革靴 ・・・15,000円 × 2足
- ベルト ・・・ 4,000円 × 2本
- ネクタイ・・・ 3,000円 × 2本
おおよそ、このあたりの値段帯になるかと思います。
一つ注意点ですが、シャツはもちろんですが、革靴についても、絶対に2日連続で身に着けるのは避けてください。
清潔感が無くなるのもありますが、消耗するのも早くなるので、長く使うことができなくなります。
初期費用は高くなりますが、長く使うことができ結果的には安くなるので、最低でも2足は買うようにしてください。
まとめ
以上、長くなりましたが、新入社員が揃えるべき高コスパスーツの選び方についてお伝えしてきました。
選び方のポイントをまとめますと
- 高コスパなスーツを狙う
- 価格は2万円ちょいを目安に
- ツープライススーツブランドで選ぶ
- シルエットは細身(少なくともジャストサイズ)
- 色はダークネイビー
- 柄は無地かシャドーストライプ
- スーツ以外のアイテムも同じ店でコーディネートを
いろいろと買い揃える必要がありますが、先ずは”若さ”という武器を最大限引き立てることができる高コスパのスーツを、ぜひお手頃価格でゲットしていただきたいと思います。
ではまた。
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